緑区の個別指導さくら予備校が、愛知県立高校再編構想について徹底解説!

こんにちは。

 

緑区の個別指導さくら予備校塾長です。

 

 

 

さて、

 

 

 

今月22日の中日新聞に、このような記事が掲載されていました。

年内に県立高再編構想 学科の新設や校舎の刷新

 

長谷川洋教育長は、県立高校入試で定員割れの人数が過去最多となっている状況を受け、学科の新設や校舎の刷新など県立高の魅力を高めるための再編構想を年内にまとめる方針を明らかにした。 

稲本議員が、今春の県立高入試で定員に対する欠員が過去最多の計二千六百二十五人となり、前年より千人以上多かったと指摘。その要因と対策を尋ねた。 

長谷川教育長は、中学生の進路が多様化し、全国展開している私立の通信制高を選ぶ生徒が増えていることや、私立高の授業料無償化が影響しているとの見方を説明。新型コロナウイルスの感染拡大によって体験入学やオープンキャンパスを実施できず、県立高の魅力を伝えきれなかったことも一因に挙げた。 

対策として、従来の普通科や総合学科に加えて「理数科」を設けるなどの学科再編や、「校舎が古い」とのイメージを変えるための改修を促進する考えを示した。推薦入試の日程を早め、志願者が早く合否判定を知ることができるような配慮も検討する。 

県立高の定員に対する欠員は、二〇一八年が七百二十五人、一九年が九百八十三人、二〇年が千四百九十九人と増加が続いている。

 

2021年6月22日 中日新聞

令和3年度の公立高校入試は、出願者数が募集人数を下回る「定員割れ」を起こした公立高校が増え、2次募集の数が約2600人にも上ったという状況でした。

この事態を受けて、ついに愛知県として対策を打つぞ!ということなのです。

今回の新聞記事は、愛知県議会でのお話なので「県立高校の再編構想」となっていますが、

名古屋市立の高校でも定員割れは起きているため、今後名古屋市議会の方から「市立高校の再編構想」も出てくるかもしれません。

 

 

その中で、今回はここの部分に注目して書いていきたいと思います。

 

・理数科ってなに??

・総合学科ってなに??

 

ここを、詳しく解説していきたいと思います!

目次

●「理数科」を新しく設ける?

今回の記事の中では、新たに「理数科」を設置するなどの学科再編について書かれていました。

この「理数科」というのはどんなものなのか、そして「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」との違いについてお話していきます。

○「理数科」とは?

「理数科」とは、現在の商業科や工業科のように、専門科として高校に常設される学科で、普通科で学ぶ数学・理科の内容に加え、さらに専門的な内容を学んでいくことが想定されたものです。

 

具体的な科目内容はまだ検討中とのことでしたが、

 

つまり、

 

数学や理科の、より発展的・研究的な内容を中心に学習するという学科ということ!

 

○「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」との違いは?

「スーパーサイエンスハイスクール」とは、高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進します。また創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施する内容となっています。

 

こちらは、高校側から文部科学省に対して応募をして、採択された学校のみが「SSH指定校」となります。

さらに、原則として5年間という指定期限が設けられ常設ではないということになります。

 

SSHは常設ではないが、理数科は常設ということ!

 

 

●総合学科とは?

さて、続いて

 

「総合学科」とはどういうものなのかを解説していきます!

高校には、普通科・専門学科・総合学科という3種類があります。

 

まずは、普通科と専門学科を簡単に説明します。

 

・普通科:普通教育を主とする学科で、主に進学を目指す人向けのカリキュラムが行われる

     教科としては、国語・地歴公民・数学・英語・理科・保健体育・家庭科・芸術・情報などを学ぶ

 

・専門学科:工業科や商業科、看護科など、特定の分野の知識や技能を専門的に学ぶことができる

     専門資格の取得に向けたサポートもある

以上のような特徴を持っています。

 

では、総合学科とは、どのような学科なのかですよね。

 

総合学科は、「第3の学科」とも言われており、平成6年から導入されました。

 

総合学科は、将来の進路選択のために、さまざまな学習をとおして自分の個性や適性を発見し、自主性を伸ばしていくこと目的としています。

 

その名の通り、「普通科」と「専門学科」を総合した学科で、両方の学科からなる幅広い選択科目があることが特徴です。

 

原則として必要な単位を履修すると卒業することができる「単位制」で、「国際」「情報」などの系列ごとに設けられた幅広い選択科目の中から自分の興味や関心・将来の進路に沿った科目を選択し、

 

自分で時間割を作成することができます。

 

おおお、大学みたいだな。

 

1年生では必修科目を中心に、2年生・3年生では選択科目を中心に学びます。

高校に入ってから、進みたい進路や就きたい職業を見据えて、そこに合わせた専門的な学習を自分で選択して履修していくというところが最大の特徴となっています。

 

この総合学科も、県立高校の学科再編によって増えることもあるかもしれません。

これから進路を決定していく方も多いと思いますので、ぜひ各学科の特徴を参考にしてみてください!

●校舎の改修&制服について

その他にも、「古い校舎」というイメージを変えていくために、校舎の改修も取り上げられていました。

教育委員会によると、建てられた年が古い順に改修を進めていくとのことでした!

 

どこの学校からでしょうね。

そして、各高校特有の制服に関しても、高校ごとに新しいデザインになっているところが増えているようです。

県立高校再編構想によってさらに、新しい制服になる高校が増えるかもしれませんね!

 

とはいえ、制服で進路を決めるなんてありえませんからね。

 

さて、今日は県立高校再編について書いていきまいた。

 

 

このお話は、これからも出てくる話なので随時ブログで紹介していきますね。

 

 

 

それでは!

 

 

 

 

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この記事を書いた人

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