「ただの計算ミス」こそじっくり向き合おう!
さて、塾の授業は、次のテスト範囲になる部分の予習を終え、
ここから反復練習、そして思考力を問う問題へと進んでいきます。
計算問題を解いていて、間違えた問題があったとき、たまに生徒から出る言葉があります。
「ただの計算ミスでした!」
この言葉なんです。
ここで、「よし、じゃあもう一回解いてみよう」と、いきなり解き直しに入る前に、
①「どうしてその計算ミスが起きたのか」
②「同じミスをしないためにどうするか」
の二つを明確にしていくことが大切です!
例えば、移項するときに符号を変え忘れやすい、約分をし忘れやすい、約分した後のに数字をかけ忘れやすいなど、
ミスしやすいポイントは、計算に入る前にノートに大きく「移項した後符号確認する!」「約分してあるか確認する!」など書いてもらって意識づけをした上で問題に入っています。
ミスが起きた原因をしっかり探し、それを防ぐためにどうしていくかを、生徒一人一人がしっかり考えられるように、間違えた部分は細かく見ていきます。
そのために途中式を、はっきり細かく残し、確実にミスを減らしていけるようにしていきましょう!
「計算ミス」を「ただの計算ミス」で済まさず、じっくり向き合ってパワーアップしていきましょう!
さくら予備校の無料体験の予約はこちらから