塾長の仕事は成績だけじゃない|生徒の心に火を灯すという役割
塾長の役割は何かと聞かれたら、私はいつもこう答えます
成績を上げる、志望校に合格させる
決してそれだけではありません
塾長の役割の一つは
生徒の心に火を灯すことだと私は考えています

塾という場所は、勉強を教える場所です
これは事実です
学校とは役割が違い、塾は成績を上げる、志望校に合格するという明確な目的を持って通う場所です
そのために、私たち講師は日々、教材を研究し、問題を精査し、学校の進度や出題傾向を分析し
どうすれば理解しやすいか、どうすれば定着するかを考え続けています
この努力を怠ったことはありませんし、今後も妥協するつもりはありません
ただ、それだけで子どもは変わるでしょうか
どれだけ良い教材があっても
どれだけ的確な指導をしても
本人の目が曇ったままでは、成績は伸びません
私はこれまで多くの子どもたちを見てきました
勉強に対して前向きじゃないとき
自分はやっても無駄だと思ってしまっている
どうせ頑張っても変わらないと、心のどこかで諦めてしまっている
その状態で、勉強だけを与えても、結果は出ません
だからこそ、塾長として大切にしているのが
生徒の目の色を変えること
心に火を灯すことです
人は、自分でも驚くほど変わる瞬間があります
それは、できたと実感したとき
理解できたと確信したとき
自分はやれるかもしれないと思えたときです
この瞬間を、私は何度も見てきました
必死に勉強する経験は
人生においてとても大切なものです
中学生、高校生という時期に、この経験ができるかどうかは、その後の人生に大きな影響を与えます
それは、テストの点数や合格という結果だけの話ではありません
自分で決めた目標に向かって
逃げずに
言い訳せずに
踏ん張った経験があるかどうか
この差は、大人になってから確実に表れます
勉強は、努力が結果に結びつきやすい数少ない分野です
やり方を間違えなければ、必ず前に進める
この成功体験を、思春期のうちに得られることは、何よりの財産です
だから
中学生、高校生の時に勉強を必死に頑張ってほしい
ママのなかには
うちの子はまだ本気になっていないだけ
やればできるはずそう思っている方も多いと思います
その感覚は、決して間違っていません
ただし、本気になるきっかけは、自然には生まれません
誰かが火をつけなければ、灯らないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります
勉強のいいところは、やらされるところにもあるのです
やらされる環境に身を置けるのです
だから必死に頑張れるのです
その役割を担うのが、塾長であり、塾だと私は考えています
無理に叱咤激励することはしません
不安を煽ることもしません
他の子と比べることもしません
今の位置を正しく伝え
今やるべきことを明確にし
やれば届くという現実を示す
そして、僕の思いを言語化する
その積み重ねの中で、少しずつ、生徒の表情が変わっていきます
目が変わったとき
姿勢が変わったとき
勉強への向き合い方が変わったとき
その瞬間を、僕は誰よりも大切にしています
塾は、人生を変える場所ではありません
ですが、人生が動き出すきっかけになる場所にはなれる
私は、そう信じて、今日も教室に立っています
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