非認知能力こそが成績に影響する!その1「誠実性」とは?
こんにちは。
緑区の学習塾、さくら予備校塾長の黒田です。
以前にこちらのブログで、最近ようやく注目されてきた「非認知能力」について少しお話しさせていただきました。
「非認知能力」は成績アップにも繋がる重要な能力なのですが、その中で「変化させられる15の特性」を簡単に紹介だけしていました。
今日は、1つ目の「誠実性」(課題にしっかりと取り組むパーソナリティ)についてお話ししていきたいと思います。
「誠実性」ってどんな能力?能力アップさせることはできる?などを解説していきます。
それでは早速見ていきましょう!
「誠実性」ってどんな能力?
まずは「誠実性」ってどんなものかというところからお話ししていきますね。
「誠実性」とは、自分の衝動を社会の規範に沿って適切にコントロールし、課題指向的かつ目的指向的な行動をとる傾向であるとされています。
んんん〜〜なんとも堅くてわかりにくい定義なので、一言で言い換えると、
「取り組むべき課題にしっかりと取り組めるかどうか」という能力だとされています。
これは勉強の場面で言えば、
・決められた課題や宿題を期日までにしっかり取り組んで提出すること
・テストに向けて計画的に勉強を進められること
などの部分は、「誠実性」という能力が非常に重要になってきます。
めんどくさいな〜やりたくないな〜まあやらなくてもいっか〜という自分の中に出てくる衝動を、自分自身でコントロールして、やるべき課題にしっかりと取り組めるかという能力が「誠実性」なのです。
「誠実性」は今からでも伸ばせる?
さてこの誠実性、もちろん個人差があり、人によって高い・低いは存在します。
しかし、誠実性の個人差の40%が遺伝的要因、60%は環境的要因だとされています。
この60%の環境要因というのは、単に1回の経験だけではなく、学校から出された課題にコツコツと継続して取り組んできた経験、テストに向けて計画を立てて進めてきた経験など、誠実性に関わる経験一つ一つが積み重なって蓄積されたものなのです。
さらには、年齢を重ねれば重ねるだけ(大人になればなるほど)変化の可能性は低くなるといわれています。
つまり!
成人になるまでに積み重ねてきた「取り組むべき課題にしっかり取り組んできた経験」こそが、皆さんの「誠実性」の高さにつながっていくのです。
学生のうちが重要だよ!!ということを声を大にして言わせていただきます。
ということをしっかり理解しているからこそ、さくら予備校では課題の提出に関する管理やチェック、声かけを重視して行っています。
期日までに計画的に進められるように逆算して進度を決めることや、チェック日を早めに設定してテスト勉強を進めやすいようにすること、
そしてその重要性を生徒たちにしっかり話をして、身をもって経験を重ねていくことを大事にしています。
取り組むべき課題にしっかり取り組めるように、サポートする体制が整っているのがさくら予備校なのです。
誠実性は、学生のうちだからこそ伸ばすことができる能力であり、勉強だけでなく仕事や日常的な場面においても大事な能力の一つです。
コツコツと進めることや計画通りに進めることは、大事だとわかっていてもなかなか実行することは難しいですよね。
そんな時は、ぜひさくら予備校にご相談ください。
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さて今日は、非認知能力の1つ「誠実性」についてお話ししました。
このシリーズの次回は、「グリッド」という能力についてお話ししていきますので、お楽しみに。
それでは!