2022年度(令和4年度)愛知県公立高校入試の倍率発表!塾長が徹底分析|緑区の個別指導さくら予備校
緑区の個別指導さくら予備校の塾長です。
本日の授業が終わりました。(*´ω`*)
と同時に、令和4年度の愛知県公立高校入試の倍率が発表されました。
緑区の個別指導さくら予備校の高校受験部門は、愛知県公立高校受験専門です。その専門塾の塾長が徹底分析をしました。それでは早速見ていきましょうか。
昭和高校は定員40名増で倍率が大幅に下がる!?が油断大敵
1群Aグループ
高校名 | 2022年度倍率 | 2021年度倍率 |
旭丘 | 1.48 | 1.65 |
松蔭 | 2.28 | 2.50 |
昭和 | 2.08 | 2.43 |
名東 | 2.43 | 2.51 |
熱田 | 2.85 | 2.63 |
緑 | 1.66 | 1.81 |
豊明 | 1.66 | 1.54 |
昨年度、昭和高校は定員が40名減の影響で2020年度の1.62倍から2.43倍と上がりましたが、2020年度の倍率が低すぎたと見るべきです。今年度は定員が360名に戻った影響で倍率が下がったように見えますが、2019年度は2.10倍なので2019年度並みと見るべきでしょう。倍率が下がったからと言って決して油断はできません。
熱田高校は2.85倍の高倍率となりました。実質倍率でも高い倍率となっています。緑高校の倍率が2020年度の1.76倍よりも低く1.66倍となりました。第一志望校を熱田か緑かというところで動いた倍率と思われます。
豊明も倍率が上がりましたが、2020年度と全く同じ倍率となりました。
天白高校、中村高校の倍率は例年に戻っただけ!
1群Bグループ
高校名 | 2022年度倍率 | 2021年度倍率 |
菊里 | 2.47 | 2.47 |
天白 | 3.02 | 2.65 |
名古屋西 | 2.31 | 2.48 |
中村 | 2.61 | 2.08 |
鳴海 | 2.09 | 2.42 |
菊里高校は2021年度の倍率と同じという結果となりました。旭丘・菊里と受験することが多いのでこのあたりの学校の倍率は大きく動かないことが多いです。
名古屋西高校は定員増の為倍率が下がりましたが、他の定員増の学校並みに倍率が下がっていません。人気校なので油断大敵です。
中村高校と天白高校は大幅に倍率が上がったように見えますが、昨年度が低すぎたというべきでしょう。昨年を除けば例年並みの倍率です。
鳴海高校は定員が40名増となり倍率を大幅に下げました。これは、定員増の影響もあるでしょうが、緑・鳴海、熱田・鳴海、鳴海・豊明と受験するパターンが多い学校なので、当日点をしっかりと取れるようにしましょう。
向陽は高倍率!名古屋南は定員増でも倍率アップ!
2群Aグループ
高校名 | 2022年度倍率 | 2021年度倍率 |
明和 | 1.70 | 1.64 |
向陽 | 2.58 | 2.26 |
名古屋南 | 2.26 | 2.10 |
大府 | 2.17 | 2.07 |
山田 | 2.05 | 2.16 |
明和高校のここ数年の倍率は、2021年1.64倍、2020年1.48倍、2019年1.41倍ですが、2017年以前は1.80倍を超えていました。今年度は久しぶりに1.70倍です。向陽高校は2.50倍超えの高倍率です。毎年のことですが今年も激戦となること間違いないですね。
名古屋南高校は定員が増えているのに倍率が上がっているところに注目です。瑞陵・名古屋南、桜台・名古屋南と受験するパターンが多いですが、今年度は第一志願者数が2021年度よりも53名増えていますので、名古屋南はボーダーが上がるかもしれませんね。
松蔭高校は定員の影響で倍率が下がっていると考えられますが、実質倍率は高いため注意です。大府高校も若干倍率が上がっていますが、例年並みと見てよいでしょう。
千種高校・瑞陵高校は倍率アップ、桜台高校は例年並みと見るべき!
2群Bグループ
高校名 | 2022年度倍率 | 2021年度倍率 |
千種 | 2.36 | 2.00 |
瑞陵 | 3.43 | 3.01 |
桜台 | 1.89 | 2.05 |
西春 | 1.53 | 1.49 |
五条 | 1.45 | 1.38 |
千種高校は昨年度と比べて倍率が上がりました。2021年が2.00倍、2020年度が1.96倍、2019年度が1.91倍、2018年度が2.05倍、2017年度が2.42倍なので2017年度以来の高倍率となっています。
そして、注目は瑞陵高校です。従来のコスモサイエンスコースが理数科となり、40名分が理数科となるため普通科の定員が40名減っています。その影響もあり、倍率が3.43倍の高倍率となっていますのが、3.00倍超えは珍しくない学校なので今年度も超激戦となるのは必至です。
桜台高校は定員増の為、倍率が下がっていますが、非常に校風もよくこの地域の人気校で高内申(45〜42)で桜台高校受験ということもよくあることなので、倍率が下がったといっても全く油断はできません。
以上、2022年度(令和4年度)愛知県公立高校入試の志願者数・倍率からの分析でした。受験生は倍率が気になることもあるかと思いますが、自分ができる勉強をしっかりとやることが基本なのは間違いありません。あと2週間ありますので気合い入れて頑張っていきましょう。
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