国語の勉強のキホンは小学1・2年生で習う主語と述語!
新年明けまして、おめでとうございます。
今年も生徒の皆さんを全力でサポートしながら、こちらのブログでも様々な情報を発信していけたらなと思っております!
さて、今回は佐藤が書く新年最初のブログということで、
国語の勉強の根幹でもある「主語・述語」についてのお話をしていきます。
この主語と述語というのは、文を書いたり読んだりする上での基礎部分になるので、大変重要なのです。
みなさん、普段話をする中で、主語・述語って意識してますか?
普段意識はしてないな。
そもそも「主語・述語」ってどんなものだっけ?
そうですよね。
まずはその部分から簡単に説明していきます!
主語というのは「〇〇は、〇〇が」という部分であり、述語というのは「どうする、どんなだ、なんだ」などにあたる部分のことを指します。
例えば、「私は昨日新しい参考書を買った。」という文であれば、
「私は」=主語、「買った」=述語ということになります。
普段の会話の中では特段意識しなくても、自然と入れていたり、
主語が抜けていたとしても、会話の中であれば相手の話を聞いて誰が何をしたかを理解することができていると思います。
しかし、これが国語の問題となれば、話は別なのです。
この、「誰がどうした」「何がどんなだ」という文の基本構造は、実は小学1・2年生の時に学習しているんです。
ええっ!そんな早くに習うの?
そうなんです。
では、学習指導要領の内容をちょっと見てみましょう!
小学校学習指導要領の中にある「第1学年及び第2学年」の内容には、
文の中における主語と述語との関係に気付くこと。
が挙げられており、
書き言葉としての文章だけでなく,話し言葉としての話の中に含まれる文においても主語と述語との関係に気付かせることが大切である。
表現するときだけでなく,文章を読むときにも主語と述語の適切な係り受けについて意識できるようにすることが大切である。
と、記載されています。
すでに、小学1・2年生の時に文の基本構造の学習は行われていたんです。
ここをしっかりと学習・理解しておくことが、後の国語の勉強において重要になってきます。
どんなところで重要になってくるの?
そこがポイントですよね。
文章を読み取る時・答えを記述する時に分けて説明していきましょう!
まずは文章を読み取る上でのお話ですが、
国語の文章はどんな話でどんな内容が書いてあるのかをキャッチしながら読み進めていきます。
特に物語や小説文では、何人かの登場人物が様々な行動をとりながら話が進んでいきますよね。
そのため、「誰が何をしている」「誰がどんなだ」というのを読み取らなければ、心情や状況は掴みにくくなってしまいます。
文の基本は「主語・述語」からできていますからね。
そして、記述で答えを書く時(特に〇〇字以内でまとめて書きなさいなどの要約問題)ですが、
答えの中に主語・述語が揃っていない答案は、丸がもらえなくなってしまいます。
修飾語を連発して書く、主語がない文になっている、述語がない文になっているなどの場合は模範解答の答案からは遠くなってしまいます。
逆に言えば、
記述の答案を書くときはまず「主語・述語」を決めて、そこに詳しく説明するための修飾語をつけるという順番で書くと、書きやすくなります。
実際に塾の国語の授業の中でも、問題文の中の主語・述語はどれかということを一緒に確認しながら授業を行なっています。
また、答え合わせの際にもきちんと主語・述語が対応しているかを必ず細かく確認するなど、主語と述語への意識づけを行なっています。
その他にも、様々な取り組みがありますが、それはぜひさくら予備校の授業の中で、体験していただきたいなと思います。
ブログの最後にリンクを貼っておきますので、ご興味ある方はぜひお問合せください!
さて今日は、小学1・2年生で学習する「主語と述語の関係」の大事さについてお話ししました。
これは国語の勉強をしていく上でのキホンになるので、この部分をぜひ大事にしながら勉強を進めていくといいですね!
それでは今日はここまで!
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