【令和5年の時事問題】中学生・高校生定期テスト対策＜9月1日〜9月30日のニュースまとめ＞

2023年9月24日2024年2月11日

こんにちは。

緑区の塾さくら予備校の佐藤です。

今日は、9月1日（金）〜 9月30日（土）の主要なニュースをまとめてお送りしたいと思います。

テスト勉強の際に、ぜひご活用ください！

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日付	内容
9月1日	死者・行方不明者10万5千人以上という国内の災害史上最悪の犠牲を出した関東大震災から100年に当たる1日、各地で慰霊行事や防災訓練があった。人々は犠牲者を追悼し、教訓を胸に刻んだ。
9月1日	政府の感染症対応の司令塔となる「内閣感染症危機管理統括庁」が発足した。新型コロナウイルス対応の反省をふまえ、省庁や関係機関とのやりとりを一元化。次の感染症危機に備えた行動計画を策定、訓練などを通じ、次の感染症危機に備える。
9月2日	日本、フィリピン、インドネシアが共催するバスケットボール男子ワールドカップ（W杯）第9日は2日、各地で順位（17～32位）決定リーグの最終戦が行われた。O組の日本（世界ランキング36位）は沖縄アリーナ（沖縄市）でカボベルデ（同64位）を80―71で下した。アジア最上位が確定し、 2024年のパリ五輪出場権を獲得した。自力での五輪出場は1976年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなる。
9月2日	インド宇宙研究機関（ISRO）は、同国初の太陽観測衛星「アディティヤL1」を打ち上げた。100万度以上ある太陽の大気「コロナ」の加熱の仕組みなどを調べるのが目的だ。インドは先月下旬に月面の無人探査機の着陸に成功したばかりで、「宇宙大国」として自国の技術力の高さを示す狙いもある。
9月5日	大阪府・市は、カジノを含む統合型リゾート（IR）開業への工程などを定めた実施協定案を承認した。開業時期は当初想定の2029年秋～冬ごろから「30年秋ごろ」にずれ込む。
9月5日	東南アジア諸国連合（ASEAN）は、インドネシアの首都ジャカルタで首脳会議を開いた。2026年の議長国をミャンマーが辞退したことから、フィリピンに変更する。
9月7日	大型ロケット「Ｈ２Ａ」の４７号機は７日午前８時４２分ごろ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げ、成功した。
9月7日	世界の報道・メディア26団体が、生成AI（人工知能を使って新しいデータを生成する技術）の開発や著作権などに関する「世界AI原則」を定め、公表した。生成AIは社会の利益になる可能性がある一方、民主主義のリスクにもなるとし、知的財産の保護や透明性の確保などを求めた。
9月8日	北アフリカのモロッコ中部で8日夜、強い地震があった。世界文化遺産に登録されているマラケシュの旧市街で建物が倒壊するなど、大きな被害が出ている。米地質調査所によると、地震は現地時間午後11時11分に発生。強さはマグニチュード6・8とされている。世界保健機関（WHO）は、今回の地震による被災者の数を30万人以上と推定。生存者への水や食料、避難所の確保も急務となっている。
9月9日	世界の主要国首脳が一堂に会する主要20カ国・地域首脳会議（G20サミット）が9日から2日間、インドの首都ニューデリーで始まった。先進国、中国、ロシア、そしてグローバルサウスと呼ばれる新興・途上国の協調が求められている。今回、アフリカの55カ国・地域が加盟するアフリカ連合（AU)が会議の新メンバーとなった。
9月11日	中国電力は、2012年から運転を停止している島根原発2号機（松江市）を来年8月に再稼働すると発表した。同月に原子炉を起動し、9月に営業運転を再開する予定だ。
9月12日	北アフリカのリビア東部で10～12日、大雨による大規模な洪水が起き、多数の犠牲者が出ている。最も被害が大きい都市デルナで、死者が約１万１３００人、行方不明者が１万１００人に上ると発表された。一気に流れが大きくなる「フラッシュフラッド」（鉄砲水）が起きた可能性があり、専門家は地球温暖化が進むことでこうしたリスクが増す可能性を指摘している。
9月13日	岸田文雄首相は、自民党役員人事を行うとともに第2次岸田再改造内閣を発足させた。女性閣僚に若手を抜擢（ばってき）して人数を5人に増やし、刷新感をアピールする一方、官房長官や党幹事長など政権の骨格はほぼ維持した。
9月15日	厚生労働省は、国内の100歳以上の高齢者が「老人の日」の15日時点で9万2139人となり、53年連続で過去最多を更新したと発表した。女性が8万1589人で、全体の約89%を占めている。全体の人数は前年より1613人増え、この10年間で1.7倍となった。
9月17日	世界で森林火災が悪化している。米シンクタンク「世界資源研究所」（WRI、本部・ワシントン）の報告では、山火事により年800万ヘクタール以上の森林が焼失しており、東京都の約40倍の面積だ。20年前と比べ2倍近くに広がっており、火災を悪化させる原因が地球温暖化だと指摘している。
9月18日	国連は、米ニューヨークの国連本部で、2030年が達成期限となっている17の環境や開発に関する国際目標SDGs（持続可能な開発目標）の進み具合を検証する首脳級会合「SDGサミット」を開いた。「達成は危機に直面している」として、取り組みの加速を求める政治宣言を採択した。同サミットは4年ぶりで、19日まで行われ、193カ国が加盟し、各国の首脳が集まる国連総会に合わせて開催された。
9月19日	英学術情報会社クラリベイトは、ノーベル賞の自然科学3賞と経済学賞の新たな有力候補23人を発表した。日本人は、医学生理学賞に柳沢正史（まさし）機構長、化学賞に片岡一則（かずのり）東京大学名誉教授が候補に挙がった。柳沢氏は、脳内で働いて目が覚めている状態を保つたんぱく質「オレキシン」を見つけ、睡眠のメカニズムの一端を解明した。片岡氏は、ナノマシン技術を応用したドラッグデリバリーシステムなどを開発した。
9月22日	日本銀行は金融政策決定会合で、大規模な金融緩和を続けると決めた。物価上昇率は日銀が目標とする2%を17カ月連続で上回るが、持続的な賃金上昇を伴う好循環には至っていないと判断した。日銀は、長短金利操作（イールドカーブ・コントロール=YCC）や、マイナス金利政策などを維持する。企業が投資したり、人々が借り入れしたりする意欲を下支えする狙いだ。
9月24日	米航空宇宙局（NASA）は、「米国版はやぶさ」とも呼ばれる探査機オシリス・レックスが小惑星で採取した砂が入ったカプセルの回収に成功した。 NASAにとって小惑星から砂などを持ち帰る「サンプルリターン」は初めて。小惑星の成り立ちや、地球の生命の起源の解明につながる可能性がある。
9月25日	エーザイは、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病の新しい治療薬「レカネマブ（商品名レケンビ）」の国内での製造販売について、厚生労働省から正式承認を得たと発表した。医療現場での使用は、早ければ年内にも始まる。保険適用時の値段にあたる「薬価」は原則60日以内、遅くとも90日以内に決まる見通し。
9月26日	アメリカ政府は、太平洋の島国、クック諸島とニウエをそれぞれ国家として承認し、外交関係を樹立すると発表した。米国はインド太平洋地域で軍事的・経済的に影響力を増す中国を警戒しており、島嶼（とうしょ）国との関係強化を進めている。
9月26日	日本、イギリス、イタリアの3カ国は次期戦闘機の共同開発を指揮する政府間組織の本部をイギリスに設立し、トップは3カ国が交代で務める方向で調整している。初代トップには日本人が就く予定で、「日本主導の開発」をアピールしたい考え。
9月27日	経済対策の一環として、首相はパートで働く人らが、社会保険料を負担しないように働く時間を抑える「年収の壁」を乗り越えるための支援を打ち出した。事業主に1人あたり最大50万円の助成金を支給するなどし、10月から導入される。
9月29日	旧暦8月15日にあたる29日夜、満月の「中秋の明月」となった。空気の澄んだ夜空に浮かぶこの時期の月が最も美しく見えるとされ、平安時代にススキや団子を供えて月をめでる習慣ができたと言われている。国立天文台によると、2021年から3年連続で中秋の名月と満月の日が一致したが、次に一致するのは7年後だという。
9月30日	来年のパリ・パラリンピックに、ウクライナに侵攻するロシアと、同盟国であるベラルーシの選手が参加できることになった。国際パラリンピック委員会（IPC）は、バーレーン・マナマで開いた総会で、両国パラリンピック委員会（NPC）の会員資格について投票を実施。両NPCに2年間の部分的な資格停止処分を科したが、両国選手は国歌や国旗を使わない個人資格の「中立」選手としての参加が認められる。