漢字は自分で文を作りながら書く練習をしないから忘れる!
こんにちは。
緑区のさくら予備校の佐藤です。
12月も中頃を過ぎ、終業式直前になってきましたね!
この時期、最後の漢字テスト・小テストがある学校も見られます。
小学校では普段、毎週漢字テストがあるよ!というところもありますよね。
今日は、漢字についてお話していきたいと思います。
まず、漢字ってどのように覚えていますか?
ドリルやワークに出てくる漢字をひたすらノートに書いて覚えていませんか?
新しく習った漢字を覚えないといけない!という場合、このように練習していることがあると思います。
漢字を覚えたいんだったら、覚えたい漢字を書いて覚えるのがいいような気もしますよね。
しかし!
この練習法より、さらにいい方法を今日は紹介したいと思います。
それは、
例文などの使い方とセットで覚えていくことです。
ドリルやワークにも、その漢字を使った熟語や例文が一緒に載っていますよね。
そうすれば、実際にどんな文の中でその漢字を使うのか、どういう使い方ができるのかということを併せて身につけていくことができます。
塾長がよく言っているのは、習っていないけどすぐに覚えることができる漢字は、普段聞いたことがあるとか、普段会話の中で使う言葉とか、ニュースとかで聞いたことがある言葉とかが多いんだ。
ニュースや会話の中では一般的な言葉を使うことが多いし繰り返し繰り返しその言葉を使うから覚えてしまうんだよ。
語彙力強化のためにニュースを見なさい。
と塾長がよく言っていました。
おおーーなるほどーーーっと学生の時に思いましたね。
つまり、日常的な言葉として理解すると覚える速度も速くなるということです。
例えば、
小学校6年生で習う、
尊
と
敬
これを
尊尊尊尊尊尊尊尊尊尊尊尊尊尊尊
敬敬敬敬敬敬敬敬敬敬敬敬敬敬敬
と覚えることも大切ですが、
「尊敬」という言葉としてセットで覚える。
そして、「私はお母さんを尊敬しています。」などのように例文を作って覚えていく。
というように、より実用的に覚えていった方がいいですよね?
なので、
自分で例文などのを作り、使い方とセットで覚えていくことが大切なのです。
さくら予備校では、この短文・例文を作るということを小学生にみっちり教えます。
では、どうしてこの方法がいいのかというと、
テストや入試では、文章の中に出てくる漢字を正しく読める・書けることが求められるからです。
小学校の漢字テストや中学校の定期テストでも、◯という漢字を書きなさい。と出題されるのではなく、文章中のこの部分の漢字を書きなさい。と出題されます。
高校入試や大学入試では、文章中の漢字について正しいものを選択しなさいという形で出題されます。
なので、漢字単品を覚えることを目的にするのではなく、実際の問題を解くための力をつけていかないといけないということなのです。
これは、国語のみならず英語の単語でも同じです。
英単語だけをただひたすら書いて覚えるよりは、例文と一緒に覚えていく方がさらにいいというです。
英語も、最終的には入試問題で長文を速く・正確に読み進める必要があるので、使い方と併せて覚えておく方が効率的ですよね。
とは言いつつも、
小学生の時に色んな例文を一気に覚えてくのは、なかなか難しいと思います。
なので、楽しみつつ、しっかり理解しながら着実に漢字を身につけていくために、
小学生の国語の授業では、その漢字を使った例文を一緒に考える時間を確保しています。
例文は身近な内容だとより考えやすいです。
学校生活や自分の好きなこと・ものなどにまつわる使い方から学んでおくことで、例文で覚える習慣を身につけていくことが重要なのです。
実際に、
「この漢字ってこういう使い方もあるよね!」「こういう言葉にも使える?」
ということを、積極的に伝えてきてくれるようになってきています。
どのように例文を考えていくかという具体的なプロセスは、塾生のためだけの指導方法なのでここでは言えませんが、
例文や実際の使い方をセットで学んでいくことは、定期テスト・入試につながってくるので、継続して練習していくと思います。
私自身、入試前に漢字の練習はしていませんでした。
普段の小テストや定期テストの中で用例を知っておき、国語の文章中で出てくるたびに再確認して定着させるという順で覚えていました。
膨大な量をテストや入試の前に一気に覚えるのは大変かつ時間がかかってしまいますからね…
漢字こそ、日々の積み重ねだと思います。
漢字単体で覚えるより、例文で覚えていく方が結果として効率的だと思うので、是非実践してみてはいかがでしょうか。
漢字の覚え方も含めて、国語を基礎から学んでみたい!
小学生のうちから国語の勉強法を知っておきたい!
という方は、ぜひご連絡ください。
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