令和5年度からの愛知県公立高校入試における、変更点を解説します!

こんにちは。

名古屋市緑区の個別指導さくら予備校塾長の黒田です。

9月に入り、高校の学校説明会が行われる時期に入ってきましたね。

さて、全国3000万人のさくら予備校ファンの皆さまお待たせしました。

今日は最近発表された、愛知県公立高校入試の制度改革について、解説していこうと思います。

さくら予備校は、愛知県の公立高校受験専門塾・大学受験塾です。( ´∀`)

愛知県内の塾の中でも珍しい、公立高校受験専門塾のさくら予備校が、

名古屋市の塾で、いちばん詳しく今回の制度変更を解説していきます。♪( ´θ`)

9月14日(火)、愛知県教育委員会で「あること」が話し合われ、そのまとめ文書が公表されました。

その「あること」とは、「新しい入学者選抜制度の在り方について」です。

新しい入学者選抜制度の在り方??

具体的に言うと、

①令和5年度(現在の中学2年生)愛知県公立高校の一般入試から、「校内順位の決定方法」に、新たな方法が追加されますよ!ということなのです。

では、これについて具体的に解説していきます。

●現在の校内順位の決め方と「A」「B」の区別

愛知県公立高校入試の現行の制度では、各学校でこのような流れで合格者を決めています。

①まずは、内申点(5段階評価×9教科×2倍=90点満点)と当日点(22点×5教科=110点満点)それぞれで順位をつける。

②内申点も当日点も、各学校が定める合格枠に入っている人を「A」、そうでない人を「B」に分ける。

③この時点で「A」に入った人は、ここで合格候補者に決定!

④次は「B」に入った人の中から、合格候補者を決める。

⑤「B」に入った人を対象に、各学校が選ぶタイプによって順位が決められていく。

という順番で決めているのですが、ここで今回の発表の中で、

A」「B」という区分をなくす!ということが書かれていました。

ということは、いきなり全受験者を対象に、⑤の各学校が選んでいるタイプごとに順位を決めていく過程から行われていくようになるんですね。

そして、ここからが、今回の最大の変更点!

校内順位の決め方における新方式です。

●新方式を含む校内順位の決め方

現在は、「B」に分けられた生徒の校内順位を決めるために、タイプⅠ~タイプⅢの3つの種類があります。

ここに、新たに2つのタイプが追加されることになったのです。

まず1つ目がこちら。

①「内申点もっと重視タイプ」と名付けましたが、こちらは内申点が2倍されるタイプになっています。

学校の評価が高く、意欲あるしっかりと落ち着いた生徒を望む学校は、こちらのタイプを選択すると考えられます。

そして2つ目のタイプがこちら。

②「当日点もっと重視タイプ」と名付けましたが、こちらは当日点が2倍されるタイプになっています。

とにかく学力がある子を望む学校は、こちらのタイプを選ぶでしょう。

①、②でも、愛知県の公立高校入試を、長年研究・分析してきたさくら予備校は生徒と保護者の皆さんに、今後も、より良い指導・情報・戦略を提供できることに、さらに自信を深めました。

これからも日々研鑽していきます!

●まとめ

大きな変更点は2点!

①これまでの「A」「B」という区分は行わない。

②校内順位を決める3タイプに、「内申点もっと重視タイプ(内申点×2)」と「当日点もっと重視タイプ(当日点×2)」が追加される。

そして、特色検査についても新たな情報が出てきているので、こちらはまた別の機会にお話ししたいと思います。

また、何か新しい情報が発表されしだい、こちらのブログでもお話ししていきますね!

それでは!

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この記事を書いた人

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