スピーチを書く時のポイント大解説!

さて、夏休みに入り、学校から様々な課題が出ています。

問題を解く課題はもちろん、漢字や単語を覚える課題などありますが、

大物として、最後まで残しておきがちなのが国語のスピーチ課題です。

実際に、「1分間スピーチの原稿を夏休み中に考えて、最初の授業で発表!」という課題が出ていたりします。

今日は、この「スピーチ課題」に関するお話をしていこうと思います!

目次

そもそも、スピーチとは?

スピーチは、テーマに沿って自分の気持ちや主張、想いを文章にして伝えることを指します。

「1分間」や「3分間」など、決められた時間の中でテーマに合わせた内容を、聞いている人々に伝わるように話すという、なかなか難易度の高いものですよね。

何を・どんな風に・どんな流れで書いていけばいいんだろう、と悩む子達もいると思います。

では実際に、どんな風に書いていくといいかをお話ししていこうと思います!

スピーチはこんな風に書くといいぞ!

今回は、「本の中の、心に残った1行」というテーマ設定でお話していきます。

①まずは、印象に残った1行を見つけよう!

印象に残っている文というと、

・「内容が衝撃的な内容」

・「今の自分に突き刺さる、共感できる内容」

・「これまでに自分も言われた、体験したことのある内容」

・「自分の考えをバシッと文にしているような内容」

などがあると思います。

このような観点を参考に、まずは1行を選んでみましょう!

②自分の実体験やエピソードと関連づけると書きやすい!

①の観点から選んだ1行について、スピーチ内容を考えていきます。

まずはいきなり文章にしようとせずに、選んだ内容とリンクするような体験や、実際のエピソードを箇条書きで書き出してみるといいと思います!

例えば、「おばあちゃんは、いつも謙虚に生きなさいと言った。」という一文を選んだとします。

・実際に自分もおばあちゃんにそう言われてきた。

・部活の顧問の先生がいつもそう言っていた。

など、実体験とリンクする内容を書き出してみます。

そうすると、

「言われた時に自分はどう感じていたか」

「そう言われて実際にどう行動してきたか」

など、自分の気持ちや想い、行動が自然と思い出すことができると思います。

ここまで来れば、あとは自分のその時抱いた気持ちや感じたことを書いていくのみです!

③その時の思いを少しずつ言葉にしていこう!

一文を選び、それにまつわる体験やエピソードが書けたら、あとは「気持ち・想い」の部分です。

「その時自分はこんなことを感じた、こんな風に思った」

「その体験があったから今こんな風にできている」

「その言葉があったから、今こう考えることができる」

などを、少しずつ言葉にしていくといいと思います。

実体験や今の自分に重なる部分を受けて、どう感じたかというところを重点的に書き出していくと、自然とスピーチも出来上がってきます。

このような手順で、考えていくと書きやすいのではないかと思います!

いきなり文章にしようとしなくてもいいんです。

まずは、実体験や思いなど、選んだ部分と重なるポイントを書き出してつなげていくところから始めましょう!

スピーチ課題は、成績評価にも関わることが多いです。

いいもの書かなきゃ!いいスピーチにしなきゃ!という気持ちも大切ですが、自分の気持ちや思いに目を向け、素直に書いていくと自然といいものになると思うので、焦らずに丁寧に進めていきましょう😄

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