塾の先生の立場から部活動を考える〜小学生編〜

こんにちは。
緑区の左京山、有松、鳴海の塾個別指導さくら予備校の佐藤です。

今日は、部活動についてのお話をしていきます。

部活動の中でも、講師の私が小学校・中学校で所属してきた部活動について、どのように過ごしてきて、どのように勉強と両立をしてきたかということをお話しできればなと思っております。

特に中身の濃い中学校での部活動のお話の序章となる、小学校でのお話を中心に本日はお送りいたしますので、ぜひご覧ください!

目次

平子小時代の部活と学校生活

私は、個別指導さくら予備校で講師を始めて6年目になります。思えば、塾長から一番初めに言われた、1年目だろうが10年目だろうが、生徒から見れば立派な先生です。しっかりと意識して指導、そして自分自身も勉強しなさい。と言われたことを思い出します。

もう6年か〜早いな〜

それでは、本題に、

私、佐藤は小学校も塾の近くの平子小学校に通っていました。
いわゆる平子小のOGです。
登下校中の平子小の子どもたちを見ると、とても元気いっぱいで懐かしいな〜と感じます。

小学校では、4年生になると部活動が始まります。

現在の小学校の部活動は、基本的に週に1回の活動で、外部の方が指導を行うというスタイルになっていますが、私が小学生の時は平日4日ほど部活があり、学校の先生が顧問をしていました。

バスケ部や陸上部、野球部、吹奏楽部などがあり、4年生になると同時に、みんな各々のやりたい部活にどんどん所属していきました。

そんな中、私はというと、4年生の4月から部活動スタートだ!というわけにはいかなかったんです。

私は小学生低学年の時に、運動会で楽器を演奏する吹奏楽部の姿を見て、「めちゃくちゃかっこいい!私も4年生になったら絶対に吹奏楽部に入ってトランペットをやりたい!運動会で演奏したい!」と思い、じわじわと吹奏楽部への憧れを強めていました。

全校生徒の前で堂々と演奏する姿と、パワフルな音がなんともかっこよかったんですよね。
まさか、この2年後の運動会で、別の形で目立つことになるだなんて、この時私はまだ知る由もないのです。

そのエピソードはのちほどお話しするとして、まずは部活ですね^^;

その憧れを抱いたまま、吹奏楽部に入ろうと思い、意気揚々と母に話をしました。

「4年生になるから、吹奏楽部に入りたい!いいよね!?」

「平子小の吹奏楽部って、夏休みになると毎日部活あるって聞いたよ。夏休みはおばあちゃんの家に行くから部活に入るのは難しいね。」

………………………

え??

あれ???

難しい??入れないってこと???

「だから部活は中学に入ってからにしなさい。」

ええええええ

そんな…嘘だ……嘘だと言ってくれお母さん…

私の祖父母の家は遠方にあり、毎年夏休みは1ヶ月ほど滞在していたんです。

その頃の吹奏楽部は夏の大会などにも出場していたため、夏休みの活動が比較的多く、休むと大会には出してもらえないという話が出るくらい厳しいとされていました。

それでも憧れの気持ちを捨てきれず、泣きながらお願いした記憶があるのですが、結局認めてもらえず、私の夢の吹奏楽部生活への道は絶たれたのです。。

今となれば、貴重な夏休みの期間を大事にしたい、成長する孫の顔を見せてあげたいという母親の気持ちも重々にわかるのですが、小学4年生の私にはまだ理解できず、お盆に休み少しあるんだからいいじゃん!ぐらいに思っていました。


そんなこんなで、4月の春から部活動には入れず、しばらく拗ねているうちに気づけば秋ごろになり、友達からこんな話を聞きました。

「私の入っているバスケ部、夏休みの部活少なかったし、とっても楽しいよ!バスケ部入らない?」

おおお、バスケ部!

当時バスケ部は、人気の部活で友達も多く所属しており、体育館で楽しそうに活動している様子は時折目に入っていました。

友達の話を聞いて、楽しそう!友達もいっぱいだし!吹奏楽は中学に入ってから存分にやるとして、小学校のうちはバスケ部に入ろう!と決心しました。

夏休みの活動が少ないことが何よりも重要項目だった我が家では、その点について猛アピールしながら母に許可を取ったとこと、

「いいんじゃない?」とあっさり許可をゲットし、バスケ部生活が半年遅れでスタートしたのです。

バスケ部は休みに関しても寛容だったため、平日は部活と習い事(当時は水泳・英会話・ピアノを習っていました)をバランスをとりながら行い、その後に決めた時間(30分〜1時間ほど)は学校から出ているドリルの宿題などを進めていました。

時間を決めて学習の習慣をつけながら、部活も習い事も全力で!というスタイルですね。

さらに、活発だった私は、学校行事等も好きだったので、

小学6年生の時に応援団長と児童会の会長を務めていました。

冒頭でお話しした、運動会にて別の形で目立つことになったというのは、この応援団長のことでした(^ ^)
ハチマキをして、大声でチームを鼓舞するあの応援団長の経験を活かして、児童会の会長選挙にも出馬し、演説でなぞかけを披露しちゃうぐらいに活発でした。

児童会では、あいさつ運動や当時盛んだったペットボトルキャップの回収運動を行い、名古屋市から表彰されたり、

中庭の改造案を提出して案が通れば賞金で改造実現!という企画にも参加し、実際に案が通って改造が実現したり(今の平子小の中庭の形があるのは私たちの代の児童会のおかげだったり…?)と、積極的に学校に貢献していました。

号泣の吹奏楽部断念事件から始まった小学生の後半戦は、結果としていい形で進んで行きました。

小学校の生活を振り返ると、

学習ペースは作りつつも、部活・習い事・児童会の活動もフルで頑張る!というスタイルは小学生の時に少しずつ作っていき、それが中学・高校での「勉強と部活の両立」というところの土台となっていったと思います。

小学校の時のスタイルは、中学校に入った時にも影響してくるなというのは、実際に私も思った記憶があります。

レベルが上がる学校課題をコツコツを進めたり、ハードな部活の後に勉強をするという体力が必要だったり。

特に、私は小学校の頃にじわじわと貯めていた吹奏楽部への憧れから、超絶ハードな左京山中音楽部に入部したので、より強く実感しました。

小学生のお子様を持つ保護者の方に、少しでも何か参考になればと思いお話させていただきました。

次回は、いよいよ中学生編に突入し、ハードな部活動と勉強をどう両立してきたかについてお話ししていきます。

それでは!

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この記事を書いた人

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