令和6年度のコロナ特別検査はどうなる?

こんにちは。

塾長の黒田です。

GWも明けました。

定期テストの時期になりました。

そして5月8日からは、新型コロナウイルス感染症の法律の位置づけが、5類感染症となり、

いわゆる、季節性インフルエンザと同じ扱いとなりましたね。

そこで、

令和6年度愛知県公立高校入試
令和6年度愛知県公立高校入試

そもそも、

このコロナ特別検査(正式名称:新型コロナウイルス感染症にかかる特別の追検査)というのは、いわゆる追検査とは別ものだということをまず知っておいてください。

そんな機会を用意してくれるなんて、さすが愛知県!

しかし、試験の概要や内容は一体どういうものなのか。

この辺は知らなかった人のほうがたくさんいるのではないか

そう思っています。

今日は、コロナ特別検査の内容をわかりやすく説明したいため、

まず、

令和4年度の愛知県公立高校入試制度の中の、コロナ特別検査についてお話ししていきます。

ちなみに、令和4年度の入試とは、現高2年生ですね。

当時の入試は、まだAグループ・Bグループそれぞれの学力検査と面接があり、

・Aグループの学力検査:3月7日、面接:3月8日

・Bグループの学力検査:3月10日、面接:3月11日

・一般入試の合格発表:3月18日

という日程で行われていました。

その中で、

この年の入試は、新型コロナウイルスの感染拡大により、

一般の学力検査が受けられなかった場合の措置がいくつかありました。

全部で3パターンあったので、ひとつずつ紹介していきます。

① 新型コロナウイルス感染症ではないが、 AグループまたはBグループどちらかの学力検査が受けられなかった場合
→この場合は、Aグループは3月9日に、Bグループは3月12日に行われた「追検査」を受けることができます。

② 新型コロナウイルス感染症のために、AグループまたはBグループどちらかの学力検査が受けられなかった場合
→この場合は、受検できた解答用紙を用いて、A・Bグループ両方の合否判定を行っていました。

③ 新型コロナウイルス感染症のために、A・Bグループ両方の学力検査を受けられなかった場合
→この場合は、3月25日に行われたコロナ特別検査を受けることができます。

以上のような措置が取られていました。

①の追検査について少し加えておくと、

追検査は

入学志願者が急病または交通事故等やむを得ない理由により、学力検査当日に受験できなくなったと高校の校長が認めた場合

に受けることができます。

受験までの流れとしては、

期日までに中学校を通じて高校に追検査願書を提出しなければなりません。

そして

高校の校長が理由を正当と認めた場合にのみ受験することができるのです。

そして、この追検査の場合は

一般選抜の人たちと同じ枠の中で合否判定が行われます。

さて、

ここからは、コロナ特別検査の内容についてお話ししていきます。

まずは概要はからみていきましょう。

・試験日:3月25日

・試験内容:学力検査(A・B)と面接

・学力検査の難易度:一般の学力検査や追検査と難易度には変化がないとされている

・学力検査の形式:5科目で2種類のテスト(数・国・英一体のテストA、社・理一体のテストB)

・合格者の決め方:調査書、学力検査、面接の結果を踏まえて総合的に判断する

このコロナ特別検査は、

一般入試の合格発表後に試験が行われていました。

わかりますか?

つまり、

合格者がすでに確定している枠とは別に合格者を出してくれるということです。

おおおーーー!

愛知県すげーーー!

って、この話を聞いたときはそう思いました。

でも、すぐにまてよ。

となりました。

試験の内容が難易度には変化はない。

といいつつも、

形式は違うわけです。

学力検査の形式は、

5科目で2種類のテスト(数・国・英一体のテストA、社・理一体のテストB)

ということだったので、

どのように万が一に備えておこうか

さらに、

そういったことを、受験生が心配や気にすることなく準備をできるためには

どうのようなカリキュラムにするのがよいか。

当時は随分と頭を悩ませました。

そして、

仮に、一般入試の結果で高校の募集定員に達していた場合はどうなるのか。

募集定員が360人の学校で、

一般入試・追検査の結果で360人の合格者が決まっていた場合、

コロナ特別検査を受けた子たちは、もうその学校には入れないのか?

ということです。

これについては、愛知県教育委員会から各中学校に向けて、

3月18日の結果で、高校の募集人員に達していても、

募集人員の5%程度まで募集人員を超えて合格者を出すことができる

という旨の文書が通達されました。

つまり、

募集定員360人の学校であれば、18人程度追加で合格者を出すことができたということです。

当時を考えると、とてもよい措置だと思います。

でも、僕は心配性なので、

例えば、

このコロナ特別検査を受験する生徒が、

想定よりも、大人数且つ同じ高校に志願するということも

完全に否定はできない。

そうすると、一般選抜との比較はもはやできなくなってしまう。

この一年前の令和3年度のときの追検査だったか、コロナの特別検査だったか忘れましたが、

受験したのは確か、1名だったと記憶しています。

しかし、令和4年の場合はそうはいかないだろうな考えました。

いろんなことを考えました。

特別検査を受験する人が100名くらいいるんじゃないかとか。

そのうちの半分が同じ学校を志望したらどうなるのか。

その後の二次選抜のこともあるので、本当に混乱しないのだろうか。

などなど、

自分ではコントロールできないことを色々考えていました。

でも、受験生にはいい準備をさせてあげたい。

そして、僕は、

この時ある決断をしました。

コロナ特別検査を受ける人数は増えるだろうと予測して、

万が一に備え、

塾の授業を完全オンラインに切り替えたのです。

僕は、このコロナ特別検査の措置については、事前に知っていたため、

このような対応ができたのでよかったです。

受験はで大切なのは

指導力、分析力、熱量、他にも色々ありますが、

徹底した情報収集力

もういちど

徹底した情報収集力

です。

そして、この令和4年度のコロナ特別検査を受けた子たちは愛知県で77人いたそうです。

ほんとうに大変だったと思います。

そして、さくら予備校の塾生は公立高校に全員合格できたので、

僕は入試が終わったあと、この時、すぐにオンライン授業に切り替える決断をしてよかった。

念入りに準備しておいてほんとうに良かった。

そう思いました。

今、当時を振り返っても、

日々変わる状況に、

めちゃくちゃ大変だったな〜と思います。

今後も、

受験生にいい準備をさせてあげたい。

この思いは変わらないので、

令和6年度の入試の時はコロナ特別検査がどうなるかわかりませんが、

受験生には最高の準備をさせていこうと思います。

また、愛知県からなにか発表がありましたらブログでお伝えしていきます。

それではお時間となりました。

また明日。

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この記事を書いた人

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