テスト後の子供への声掛けどうすればいい??
こんにちは。
緑区の鳴海、有松、左京山の塾個別指導さくら予備校の塾長です。
いつも、ブログを読んでいただきありがとうございます。
最近、ブログ読者の方からの質問で、
テストが返却された後、子供にどういう声がけをしたらよいでしょうか?
僕は、今まで小学生、中学生、高校生合わせて1000名以上の学生・保護者と関わってきました。
以前にこのブログでも書いたのですが、
こういう子は伸びない!
というお話をもう一度していこうと思います。
その前に、
僕は、定期テストの点数が以前のテストより1点でも多く取れていた時は、もう、爆発的に生徒と一緒に喜びます。
宇宙に飛んでいってしまうくらい喜びます。
一緒に喜んでいると、なんか、泣きそうになってしまうのですが、、、笑
努力していた過程というのを生徒、一人ひとりきちんと記録してありますし、
もちろん僕の記憶にもはっきりありますので、一緒に振り返り、いっしょに喜びます。
そして、大切な次のステップをきちんと伝え、実行させます。
しかし、定期テストの結果が思わしくなかった時どういう声をかけるか。です。
僕は、ます、じっくりと話を聞いて、その後に僕の考えを話しすることにしています。
もちろん、努力していたことについては、きちんと認めることが大切です。
一人ひとり性格も違うので、こういうふうに声をかければいいよ!という正解例はないのですが、
指摘するところはきちんと指摘して、次に意欲的に向かえるように、
その時に応じて話をするようにしています。大切なことは、
課題をしっかりと共有し、一緒に進んでいくことです。
頑張って!ではなく、がんばろうぜ!!!です。
みなさんは、定期テストの結果を子供が親に見せ、結果が思わしくなかった時どうしてますか?
怒ったりしてませんか?
テスト結果が悪かった事実に対して、そして、その結果に行き着いたプロセスを詳細に子供に繰り返し、そして怒る。
もう止まらない怒りを子供にぶつける。
そして、子供にあやまらせ、次は絶対にやるんだね?と揺るぎない決意を求める。
その時の子供の顔を冷静に見たことがあるだろうか。
もう、疲弊し憔悴しきっている顔と目をしているはずなんだ。
そういう子の目は死んでいるのである。
基本的に、子供というのは。
親の言うことをいちばん信じている。
親の言うことを忠実に守ろうとしている。
親のことが大好きです。
その親に、詳細にダメ出しをされ、全力で否定されるのです。
いやいや、親の言うこと聞きませんよ?守りませんよ?
と思うときもあるかもしれませんが、そういうことではありません。
ただ怒りをぶつけられ、全力で否定されているのです。
そうなれば、萎縮する以外になにがあるのか?と僕は思います。
そして、僕は親に怒られて萎縮している子を見た瞬間に思うのです。
あああ、この子は伸びないな。
たしかに、いろいろな子供がいる。爆発的に伸びるときもある。
成長はゆっくりな時もある。中には遅咲きの子もいる。
しかし、日々迫ってくる受験、日々変わらない生活態度と言動、
決してはっきりと見えない子供の未来に不安になり、イライラして爆発してしまうかもしれない。
しかし、子供というのは、激動の成長期の中で、葛藤し少しずつ芽を出そうと頑張っている。
萎縮させてしまうと、その頑張って芽を出そうとしている子供の成長過程を根こそぎ奪ってしまうのだ。
大切なことだから、はっきりと言っておく。
子供を萎縮させたら、絶対にだめなのだと。
以前にも、書いたことではあるが、もう一度書いておく。
しっかりと、覚えておいてほしい。