【2026年版】愛知県公立高校入試|数学過去4年間の正答率を徹底分析|さくら予備校が合否判定・志望校判定8万人のデータから導き出した戦略

目次

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愛知県公立高校入試、過去4年間の数学のデータを分析|名古屋市緑区のじゅくさくら予備校
愛知県公立高校入試、過去4年間の数学のデータを分析|名古屋市緑区のじゅくさくら予備校

愛知県の公立高校入試、数学の問題別の分析を、さくら予備校が誇る志望校判定システム、合否判定システム、延べ8万人のデータと合わせて分析しました。愛知県公立高校受験の専門塾として、ブログで公開できる範囲内で公開していきます。もっと詳しく知りたい方は、無料個別相談も受け付けています。

【数学】

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年度問題番号単元正答率(%)
2026大問1-⑴数の計算
大問1-⑵文字式の計算
大問1-⑶平方根の計算
大問1-⑷二次方程式の計算
大問1-⑸一次関数の直線の傾き、反比例
大問1-⑹一次関数の交点の座標、二次関数
大問1-⑺数に関する選択問題
大問1-⑻資料の活用(グラフの読み取り)
大問1-⑼平方根と自然数
大問1-⑽平面図形(線分の長さ)
大問2-⑴確率
大問2-⑵二次関数(面積を2等分する直線の式)
大問2-⑶①いろいろな事象と関数
(点の移動と体積)
大問2-⑶②
大問3-⑴円の性質を使う角度の問題
大問3-⑵①平面図形(線分の長さ)
大問3-⑵②平面図形(図形の面積)
大問3-⑶①空間図形(線分の長さ)
大問3-⑶②空間図形(図形の面積)
2025大問1-⑴数の計算
大問1-⑵文字式の計算
大問1-⑶平方根の計算
大問1-⑷二次方程式の計算
大問1-⑸一次方程式の利用
大問1-⑹一次関数の求め方
大問1-⑺反比例のグラフの性質
大問1-⑻資料の活用と標本調査
大問1-⑼確率
大問1-⑽平面図形(角度の求め方)
大問2-⑴資料の活用(箱ひげ図の読み取り)
大問2-⑵一次関数(面積と座標の関係)
大問2-⑶①いろいろな事象と関数
(点の移動と面積)
大問2-⑶②
大問3-⑴円周角
大問3-⑵①平面図形(線分の長さの関係)
大問3-⑵②平面図形(図形の面積)
大問3-⑶①空間図形(図形の面積)
大問3-⑶②空間図形(立体の体積)
2024大問1-⑴数の計算
大問1-⑵文字式の計算
大問1-⑶文字式の計算
大問1-⑷平方根の計算
大問1-⑸二次方程式の計算
大問1-⑹不等式の表し方
大問1-⑺反比例(座標の個数)
大問1-⑻平方根の性質
大問1-⑼ヒストグラムと箱ひげ図
大問1-⑽平面図形(平行線と線分の比)
大問2-⑴確率
大問2-⑵一次関数・二次関数(面積)
大問2-⑶①いろいろな事象と関数
(速さと距離)
大問2-⑶②
大問3-⑴図形の角度
大問3-⑵①平面図形(線分の長さ)
大問3-⑵②平面図形(線分の長さの関係)
大問3-⑶①平面図形(図形の面積)
大問3-⑶②空間図形(回転体の体積)
2023大問1-⑴数の計算
大問1-⑵文字式の計算
大問1-⑶文字式の計算
大問1-⑷平方根の計算
大問1-⑸二次方程式の計算
大問1-⑹一次関数
大問1-⑺確率
大問1-⑻文字式の利用
大問1-⑼一次関数と二次関数(変化の割合)
大問1-⑽空間内の平面の特徴
大問2-⑴箱ひげ図の読み取り
大問2-⑵-Ⅰ合同証明
大問2-⑵-Ⅱ
大問2-⑶①いろいろな事象と関数
(図形上の点の移動)
大問2-⑶②
大問3-⑴円周角
大問3-⑵①平面図形(線分の長さ)
大問3-⑵②平面図形(図形の面積)
大問3-⑶①空間図形(図形の面積)
大問3-⑶②空間図形(立体の体積)

1.過去4年間の数学を分析すると、愛知県入試の勝負どころが見えた!

大問1 基本問題の分析

大問1は、4年間を通して得点しやすい問題が多いです。数の計算や文字式の計算は毎年90%以上の正答率となっており、入試では確実に得点したい問題です。

しかし、大問1の後半になると難易度が少しずつ上がる傾向があります。これは、ここ数年の傾向です。計算問題はできると油断せずに、普段から、計算力を高めておくことが大切です。

大問1は、最初は計算力、後半は若干ですが、思考力を見る構成が毎年続いています。前半は確実に得点し、後半の問題で時間を取られないことが鍵です。

大問2 関数・思考力問題の分析

大問2は4年間で最も傾向が安定しています。

特に関数の応用問題(大問2-⑵)は

2023年 合同証明(77.3%、80.6%)
2024年 41.2%
2025年 34.7%
2026年 34.2%

となっています。

2023年だけ証明問題だったため例外ですが、2024年以降は毎年、関数+面積が出題され、正答率も約35~40%でほぼ一定です。出題者は毎年ここで差を付けようとしていることが分かります。

特に、愛知県の定番である、

面積を二等分する直線を求める問題、面積が等しくなるような直線の式を求める問題は攻略できるようにしておきましょう。

また、大問2-⑶①は

82.0%
71.7%
84.1%
64.2%

と比較的高い正答率ですが

②になると

30.6%
36.4%
48.4%
32.2%

このデータから何が言えるのかが大切で
関数の応用と一次関数の利用を攻略できるできることが鍵です

大問3 図形問題の分析

大問3は4年間を通して最も難しい大問です

まず最初の円や角度の問題は

47.7%
74.9%
59.6%
37.6%

となっており、年度による差が最も大きい問題です。比較的易しい年もあれば、かなり難しい年もあります

平面図形①は

73.6%
67.3%
20.4%
78.6%

となっており、2025年だけ極端に難化しています
最後の図形問題になると

平面図形②

35.8%
11.2%
5.8%
2.8%

空間図形②

21.2%
6.7%
2.0%
2.4%

となっています

2023年以降、年々正答率が下がり、難易度の高い問題が出題されています。相似と三平方の問題は、上位層にとっては、攻略したい問題ですが、図形が苦手な子は、中1の平面図形、空間図形が苦手な子が多いです。まずは、しっかりとこの単元の復習をしておきましょう。

過去4年間を通して見えたこと

4年間を比較すると、大問1は基本事項の定着、大問2は関数や思考力、大問3は図形の応用力という役割が毎年ほぼ変わっていません。

そして、最後の図形問題は2023年以降、難化傾向が続いています。正答率は35.8%から2.8%まで下がっており、最後まで解けなくても大きな差になることは少ないということも言えますが、大問2までの正答率次第では、一気に大きな差になるということも言えます。

愛知県の数学では、難問ばかりを追いかけるよりも、まずは大問1を確実に取り、大問2で差を縮め、大問3で取れる問題を確実に得点することが、高得点への近道です。

1. 数学は何点取れば合格に近づく?過去の受験データから見えた志望校別の目標点数

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志望校目標
点数
受験生の
中心の点数
上位の受験生の点数18点以上の受験生
旭丘19~21点18点21点以上59.8%
向陽19~20点18点20点以上59.0%
明和18~20点18点20点以上58.2%
瑞陵17~19点17点19点以上47.6%
桜台16~18点17点18点以上37.7%
名古屋南15~17点15点17点以上24.4%

過去の受験データを分析すると、志望校によって目標とすべき数学の点数」は大きく異なります。もちろん、数学だけで合否が決まるわけではありません。しかし、数学は上位校ほど差がつきやすい教科であり、志望校ごとに目標点数を知って勉強することがとても重要です。ここでは、過去のデータをもとに、各高校を目指す受験生がどのくらいの点数を目標にすればよいのかをまとめました。

旭丘高校を目指す人へ

目標は19~21点です。受験生の中心は18点ですが、旭丘の上位層になると21点以上を取っています。また、18点以上を取っている受験生は約60%でした。この数値から、18点は最低限目指したい点数であり、旭丘で合格を狙うなら、19点以上を安定して取れる力を身につけたいところです。最後の図形問題や関数の応用問題まで粘り強く得点できるかどうかが、大きな差になります。

向陽高校を目指す人へ

目標は19~20点です。受験生の中心は18点ですが、向陽の上位の受験生は20点以上を取っています。また、18点以上を取っている受験生は約59%で、旭丘とほぼ同じ水準でした。向陽を目指す場合も、基本問題を確実に正解することはもちろん、正答率が40~50%程度の応用問題でも得点できる力が必要になります。

明和高校を目指す人へ

目標は18~20点です。受験生の中心は18点で、明和上位層は20点以上を取っています。18点以上を取っている受験生は約58%と、向陽とほぼ変わりません。向陽・明和を目指す生徒に必要な学力差はそれほど大きくなく、普段の勉強や本番でのミスを減らすことが結果を左右するケースも多くあります。

瑞陵高校を目指す人へ

目標は17~19点です。受験生の中心は17点で、瑞陵上位層は19点以上を取っています。18点以上の受験生は約48%で、向陽・明和とはかなりの差があります。まずは基本問題と標準問題を確実に正解し、17点を安定して取れる力をつけることが合格への近道です。そのうえで応用問題にも挑戦できるようになると、より安心して受験に臨めます。

桜台高校を目指す人へ

目標は16~18点です。受験生の中心は17点で、桜台上位層は18点以上を取っています。18点以上を取っている受験生は約38%でした。難しい問題に時間をかけるよりも、計算・関数・資料・基本図形など、正答率の高い問題を確実に得点することが大切です。取れる問題を落とさないことが、合格へ大きく近づくポイントになります。

名古屋南高校を目指す人へ

目標は15~17点です。受験生の中心は15点で、名古屋南上位層は17点以上を取っています。18点以上を取っている受験生は約24%でした。まずは15点を安定して取れるようになることが第一目標です。計算ミスやケアレスミスを減らし、基本問題を確実に得点できるようになるだけでも、大きく合格に近づきます。

2. 過去4年間のデータから見えた!志望校によって勉強の優先順位は違う。この設計をミスると合格からは遠ざかる

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問題4年平均正答率難易度旭丘向陽明和瑞陵桜台名古屋南
大問1-① 数の計算95.1%絶対に落とせない
大問1-② 文字式計算94.3%絶対に落とせない
大問1-③ 平方根・文字式計算87.8%絶対に落とせない
大問1-④ 方程式計算77.2%落とせない
大問1-⑤ 基本関数・利用72.4%落とせない
大問1-⑥ 関数72.6%落とせない
大問1-⑦ 思考問題55.1%差がつく
大問1-⑧ 資料の活用75.8%落とせない
大問1-⑨ 標準応用78.5%落とせない
大問1-⑩ 図形標準57.9%差がつく
大問2-① 標準応用54.5%差がつく
大問2-② 関数応用36.6%上位校で差がつく×
大問2-③① 点の移動75.5%落とせない
大問2-③② 点の移動応用36.9%上位校で差がつく×
大問3-① 円55.0%差がつく
大問3-②① 平面図形59.9%差がつく
大問3-②② 平面図形応用13.9%最難関向け××
大問3-③① 空間図形51.6%差がつく
大問3-③② 空間図形応用8.1%最難関向け××

過去4年間の愛知県公立高校入試の数学を分析すると、最も大切なことは、難しい問題が解けるかどうかではなく、志望校によって、一定のラインをクリアするということです。

数の計算、文字式、平方根、方程式、資料の活用などは4年間の平均正答率が75~95%と非常に高くなっています。これらは多くの受験生が正解している問題です。

そのため、旭丘を目指す生徒はもちろん、名古屋南を目指す生徒まで、ここで失点してしまうと大きく不利になります難しい問題を解けるようになる前に、まず取るべき問題を確実に取る。これが受験勉強の基本になります。

そして、正答率が50%前後になる問題からは、学校ごとの差が少しずつ見え始めます。大問1の思考問題や図形、大問2-①、大問3-①の円、大問3-②①の平面図形などがその代表です。

旭丘・向陽・明和を目指す生徒は、ここまでを確実に得点したいところです。瑞陵や桜台を目指す生徒も、このあたりを取れるようになると合格に大きく近づきます。

さらに正答率が40%を下回る大問2-②や大問2-③②になると、上位校の勝負どころになります。この表でも、旭丘と向陽は「◎」、明和は「○」としていますが、これは、解けなければ合格できないということではなく、これらの問題で得点できるようになると、旭丘や向陽を目指す受験生の中でも一歩抜け出すことができるという意味です。

そして、正答率が10%前後しかない大問3-②②や大問3-③②は、毎年ほとんどの受験生が苦戦する問題です。このレベルになると、桜台や名古屋南を目指す生徒が優先的に取り組む問題ではありません。

限られた時間の中では、基本問題や標準問題を完成させる方が、合格にははるかに近づきます。一方で、旭丘を目指す生徒であれば、最後の1~2点を積み上げるために挑戦する価値はあります。

数値というのはあくまでも数値です。大切なことは、その数値からどのように対策をするのかです。

この表からは、どの問題も同じように勉強するのは無駄が多いということです。例えば、名古屋南を目指す生徒が正答率8%の問題ばかり練習しても、それより先に正答率70%以上の問題を確実に取れるようにした方が合格に近づきます。

逆に、旭丘を目指す生徒が基本問題だけを繰り返していても、ライバルとの差は縮まりません。

受験勉強で大切なのは、自分の志望校ではどの問題を取るべきなのかを知ることです。過去4年間のデータを見ると、高校ごとに求められる力は違います。志望校に合わせて勉強の優先順位を決め、学習内容を設計し、対策することがとても大切です。

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